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水栓の交換・補修

難しそうで以外にカンタン!水栓金具の交換に挑戦してみよう!

必要な道具
水栓金具の交換に挑戦
水栓金具をはずします

作業を行う前にまず止水栓をしめ、水を止めます。

古い水栓金具を左に回してはずします。ウォーターポンププライヤーを使うとよいでしょう。水栓金具専用水栓取り外しレンチを使うと簡単にはずせます。


シールテープをはずします

水栓を取りはずした所、ネジの部分にシールテープが残っているのですべてはがします。


一度取り付ける

シールテープをはがしたら、この状態で1度水栓を根元までねじ込み、何回まわしたら正位置になるか確認します。まわした数が、シールテープを巻く回数の基準になります。


シールテープをまきます

根元パッキングを差し込んでから、ネジの部分にシールテープを巻きます。シールテープは軽く引っ張りながら、ネジに食い込むようにし、全体が、4~5重ぐらいになるように巻きます。


止水栓を取り付ける

新しい水栓金具を右にまわしてねじこみます。最後に止水栓を開け、水漏れを点検します。


10分あればラクラクできる水漏れ修理

簡単にでも蛇口のしくみをしっておけば、補修の際に迷わずに対応できます。
以下は、蛇口から水が漏れる(1)、ハンドル下から水が漏れる(2)、そして蛇口とパイプをつないだところから水が漏れる(3)場合の修理方法です。

蛇口のしくみ

1.蛇口から水がもれる

蛇口上部をはずします

パッキング押さえを矢印の方向に回してはずします。パッキング押さえがゆるんだら手で回してネジ部分をはずしてから、ハンドルを左回りにしてゆるめ、スピンドルごと上部をはずします。

コマパッキングを交換します

コマパッキングをピンセットや割り箸などでつまみ出します。スピンドルに新しいコマパッキングを差し込んで本体にはめ込み、ハンドルを手で右に回して締めます。ある程度締まったら、パッキング押さえを手でねじ込み、最後に工具で締めます。
このときパッキング押さえを強く締めすぎるとハンドルが重くなるので注意してください。

2.ハンドルの下から水がもれる

カラービスをはずします

カラービスを矢印の方向に回してはずし、ハンドルを上へ抜きます。ハンドルが抜けない時には木づちで下から軽くたたくと楽に抜けます。

三角パッキングを交換します

次にコマパッキングの交換と同様にパッキング押さえをはずし上に引き抜きます。
パッキング押え内の三角パッキングとパッキング受けを交換し、はずした時と逆の要領で元に戻します。

3.パイプ部分から水漏れする

パイプを引き抜きます

パイプナットを矢印の方向に回してはずし、パイプを引き抜きます。

ナット部分のパッキングを交換します

ナット部分のパッキングを新しいものに交換します。交換用のパッキングはリングがセットになっているので図のようにはめ込み(蛇口のメーカーによって合わないこともあります)、パイプを差し込んでナットを締めます。このとき強く締めすぎるとパイプが動かしにくくなるので注意しましょう。