床をフローリングに仕上げよう!
必要な道具
- ・フロア材 6枚で2畳分はれます
- ・根太用の荒材 杉材など大きさ各種あります
- ・フロア釘
- ・木工用接着剤
- ・ポンチ (釘締め)
- ・ジグソー あるとカット作業がラクです
- ・かなづち・サシガネ・根太を止める釘
フローリングにチャレンジ
●まず、部屋の基準線を引くことから始めましょう。
周囲の壁の影響を受けないよう、部屋の2方向の中心を割り出して基準線を引きます。基準線を平行移動してスタート線を引きましょう。
カラーフロア材は1枚巾303mm、長さ1,818mmで、凹凸をかみ合わせてスキ間なく並べてゆくことが出来ます。
天然木は、1枚ごとに柄が異なるので、全部仮に並べ割り付け、色柄のバランスを確認してから施行するのが、きれいに仕上げるポイントです。
フロア材の凹凸部をかませるときは、あて木をしてかなづちで優しくたたいてはめていきます。
●フロア材のジョイント部分が続かないように、千鳥に並べるのが基本です。
- 1.貼り順は凸実側を手前に(凹実側を壁に)し、右隅側より施行します。1枚目を貼った左隣に、2枚目を貼ります。(部屋の寸法に合わせてカットし、貼ります)
- 2.3枚目の板は、寸法を測り、板の右側を切断します。切断した残りは、5枚目の板として、反対側の壁際へ使用します。
- 3.4枚目の板は、板寸(1.818mm)のまま使用。
- 4.5枚目の板(2で切断した残り)を2列目の左壁際に貼る。あとは1~4を繰り返し貼っていきます。
●貼り付けは釘と接着剤で行います。
フロアー材の凸実部から、38mmのフロア釘を斜めに打ちこみます。フロア材の角を傷つけないようにポンチを使って最後まで打ち込みます。釘打ちの際は、下地板とフロア材を木工用接着剤で接着させながらやると、床がきしみません。1列目と、終わりの列の壁際は、直角に釘を打つか、接着剤だけで固定しましょう。
●最後、壁際は寸法よりもやや大きめ(0.5~1mmくらい)に切り、当て木をしてかなづちで叩いて落とし込みます。
(最後のフロア材は、カットが少し難しいので、ご依頼があれば係員がカットします)
●周囲のスキ間及び釘を隠すために、巾木を付けて壁際の処理をします巾木をはずせないものの場合、新しい巾木を貼ります。
接着剤で貼り付けますが、完全に乾くまで(24時間)仮釘で止めておきます。
●完成!
ワックスを塗って仕上げれば、見た目もキレイに、そしてフローリングの表面を保護できますよ。
思い切って畳をフローリングに替えちゃおう!
畳をはずして、フロア材を敷いていきます。範囲が広いので大掛かりな感じも受けますが思ったより簡単にできるはず!お部屋の雰囲気が一気に変わりますよ
●畳とフロア材との厚さの違いを調整します
畳をはずした下地状態の上に新しい根太を打ち、コンパネ(下地合板)を置いた上にフロア材を貼ってきます。新しい根太とコンパネとフロア材の厚みの合計は畳の厚さと同じか少し低いくらいにします。
新しく打つ根太は、その下の根太と直角になるように、300mm間隔ずつで打ちます。
コンパネを貼って、フロア材と新しく並べた根太とが直角になるように貼っていきます。フロア材のジョイント部が、必ず根太の上になるようにしましょう。
◆カーペット敷の床の場合
現在貼ってあるカーペットをはがし施行します。フェルトが張ってある場合はグリッパーもフェルトとともに取りましょう。高さが足りない場合、コンパネを敷いて仕上げの高さが合うように調節します。