つるムラサキの作り方
真夏によく生育するつる性の植物で、食用と観賞用と両方楽しむことが出来ます。
育て方のポイント
1.タネは一晩水につける
タネから育てる場合、表皮がかたいので一晩タネを水に浸けてからまきます。
2.乾燥に注意
乾燥すると生育が滞るので、敷きワラをします。
3.酸性土壌は避ける
酸性土壌では、植え付け前に石灰を混ぜ込み、土壌を中和しておきます。
畑の準備(坪当り)
日当たりの良い場所ならどこでも作れる丈夫な植物です。
- 1.植えつける1~2週間前になったら苦土石灰600gを散布して、土と混ぜておきます。
- 2.植えつける5~7日前になったら、チャンピオン堆肥10㎏と熔燐か過リン酸石灰50g、化成肥料100gを施して土とよく混ぜます。
管理
●支柱たて
草丈が15cmくらいになったら、図のように支柱を立てます。
●追肥
10日ごとに、ハイポネックス1000倍を葉面散布するか、化成肥料50gを施してください。
●摘心
下葉を3~4枚残して行うと側枝が出て、草丈を低く栽培できます。
●乾燥防止
夏の炎天つづきの頃はよく乾燥するので敷きワラをして乾燥させないように注意してください。
収穫
やわらかい葉を摘み取ってゆで、汁の実、おひたし、ごまあえなどにします。また、やわらかい茎ごととり、茎も食べます。
病害虫防除
・紫斑病
ベンレート水和剤2000倍液を散布して下さい。