トウモロコシの作り方
トウモロコシは肥料の吸収力が極めて強く、少肥栽培でも相当な収量が上げられますが、多肥による増収効果も高いです。
育て方のポイント
1.元肥を充分に
肥料の吸収が良いので元肥からしっかりと施します。
2.虫害に注意
雄穂が出始めるころ害虫が発生しやすいので注意します。
3.穂摘みをする
1株にたくさんの実がついていると1つの実が充実しないので、1株1実にします。
畑の準備(坪当たり)
- 1.植え付け1~2週間前に、苦土石灰600g、チャンピオン堆肥10㎏を土とよく混ぜておきます。
- 2.植え付け5~7日前に、熔成燐肥150g、化成肥料か配合肥料500gを土と混ぜてください。
植えつけ方およびその後の管理
①植えつける間隔
畦幅60cmくらい、株間20~30cmを標準にしてください。
②間引き、分けつ
追肥と土寄せ
本葉5~9枚頃、追肥を行うとと同時に、倒伏防止のため土寄せを行ってください。(追肥は化成肥料で250gくらいを目途にする)
生育の盛りには水分を多く要求するので根を切断したり、土寄せの時期が遅くならないようにしてください。
収穫
害虫防除
トウモロコシ栽培で最大の害虫がアワノメイガの被害です。雄穂に集まるので、雄穂が出始めたら集中的に三明デナポン粒剤5を葉身上に留まるように散布してください。