アスパラガスの作り方
アスパラガスは多年草の植物で、うまく育てれば10年程度収穫が出来ます。ですが、植え付けから最初の2年は収穫せずに株を育てて、3年目の春から収穫となります。
育て方のポイント
1.酸性土壌は避ける
酸性土壌では、植え付け前に石灰を混ぜ込み、土壌を中和しておきます。
2.株間を広く取る
根がかなり広範囲に広がるので、株と株の間隔をあけて植えます。
3.収穫は3年目から
1~2年目は収穫せず、株を強くさせます。3年目以降も、幼茎を何本かは残して葉を茂らせ株を生育させます。
畑の準備(坪当たり)
- 1.植え付け1~2週間前に、苦土石灰700g、熔燐200gを散布し、土とよく混ぜておきます。
- 2.植え付け5~7日前に幅50cm、深さ30cmの横溝を掘って下図のように植えつけます。
植え付け後の管理
- 1.乾燥防止と除草のため、株元に敷きワラや黒マルチをしてやります。
- 2.追肥は8月上旬に、畦間に溝を切り、施肥し土をかぶせます。(化成肥料は500gくらい)
- 3.初冬になり枝が枯れたら根本から刈り取り、越冬させます。(化成肥料は500gくらい)
収穫と施肥について
定植後3年目から収穫します。5月上旬から幼茎が25cmくらいに伸び、穂先が開かないうちに鎌で刈り取ります。特に植え付け後2年間はできるだけ我慢して収穫しないようにしてください。
・2年目の施肥と収穫
2月ごろチャンピオン堆肥10㎏、マグアンプK1㎏等を植えた周りにすき込みます。7~8月に尿素100gを2回に分けて地表に施します。収穫は幼茎が出ても、刈り取らないよう我慢してください。
・3年目の施肥と収穫
3月の萌芽前に中耕(根の周りを耕す)、土寄せします。その時、チャンピオン堆肥10㎏、マグアンプK1㎏内外等をすき込みます。5月以降、1ヶ月くらい収穫します。7~8月に尿素150gを2回に分けて施します。
・4年目以降は2ヶ月くらい収穫します。但し乱獲すると次年度の収量が減少しますので注意してください。
病害虫防除
1.葉枯病
ダコニール600倍など5回くらい散布してください。
2.ジュウシホシクビナガハムシ
幼虫の被害と成虫の被害があります。幼虫の被害は根を食害することです。養分の吸収が出来なくなって生育が悪くなり、大発生すると、苗だけでなく樹木でも枯れることがあります。また、イモなどもかじられます。成虫の被害は葉を葉脈だけ残して網目状に食害するため生育や美観が損なわれることです。また、花に群がり、花が食害されて無惨な姿になることもあります。アクテリック乳剤を1000倍で散布します。