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ガーデンベンチを作ろう

~2×4材の特徴を生かした、素朴で暖かみのある、ガーデンベンチ~

ベンチ

素材のラフさとシンプルなデザインがマッチしたガーデンベンチ。 複雑な継ぎ手の加工が要らないので、まっすぐ切った木材を突き合わせて木ネジで打ちとめるだけで作れます。
材料費3,000円程度の初心者向きのベンチ制作をご紹介します。

STEP1 枠を組んで、座麺を組み立てよう!!
材料をそろえる
1-01  材料をそろえる

(1)材料は事前に寸法通りカットしておく。切断面が、正確にまっすぐそろっていることが、きれいな作品作りの基本になります。


仮止めする
1-02  仮止めする

(2)枠を組み立てるときは、写真のように、角部分を直角に固定出来るコーナークランプで仮止めしておくと作業がはかどります。


下穴を入れる
1-03  下穴を入れる

(3)材の端部分にネジを打つ場合は、2~3mm径の下穴キリをつけたドリルで下穴をあけておくと、材が割れることもなく安心。

point きちんと固定して必ず下穴をあけてからネジでとめます。

下桟を入れる
1-04  下桟を入れる

(4)枠の内側を3当分するように下桟Cを入れます。座板を置いた時、枠上面と座板の面が平らになるように固定します。

point 位地の固定のために2×4材をおいてとめると確実

枠の確認
1-05  枠の確認

(5)組み上がった枠、下桟の位置が座面の板ぶん、低くなっていることに注目。


座板を貼る
1-06 座板を貼る

(6)座板Aの3枚の2×4材を使います。すき間は10mmずつとります。


下桟座板接合
1-07 下桟座板接合

(7)下桟を並べたら枠を裏返して下桟と座板を接合します。


背板を並べる
1-08 背板を並べる

(8)表側の座面のすき間が広めにあいているのがポイント。このすき間に背板を並べていきます。


確認
1-09 確認

(9)座板を貼った枠を裏側から見た状態。ネジ打ちの箇所など確認しておきましょう。


STEP2 脚と背板を組み立てよう!!
脚を打ちとめる
2-01 脚を打ちとめる

(1)枠に脚を打ちとめます。1ケ所につき4本の木ネジでしっかり固定していきます。

point 先に接合した壁面のネジとぶつからないように少しずつずらしてとめます。

脚を固定
2-02 脚を固定

(2)3本の脚を固定したら水平の出た平らな場所に立て、4本目の脚を決めます。水平器で確認しながら作業します。4本の脚がついた状態で、がたつかないように取り付けるのがポイント。水平、垂直は入念に調べておきます。


手すりと桟の確認
2-03 手すりと桟の確認

(3)手すりと後ろの桟を取り付けた状態。この後ろの桟に沿った背板が並びます。


桟と手すりの確立
2-04  桟と手すりの確立

(4)後ろの桟(上)と手すり(右)、脚の組み合せ部分。写真のように、きれいに面を合せて組み立てします。


2-05

(5) 座面と枠のすき間の下の空間を適当な板で仮にふさいで、その上に自分量で間隔を決めながら、背板を立て、並べていきます。


背板を並べる
2-06 背板を並べる

(6)桟と枠の肩の部分に入るように木ネジを打ちます。きちんと下穴をあけるときれいに仕上がります。


完成
2-07 完成

(7)鉛筆で薄く黒線を引いておくとまっすぐそろえて打てます。これで完成です。